園児ら田植え、泥んこ遊びも 亀山の葛西さんの田んぼ 三重

【田植えをする園児ら=亀山市長明寺町で】

【亀山】三重県亀山市南崎町の第一愛護園(豊田香園長)と同市長明寺町の川崎南保育園(平野美紀子園長)のいずれも年長園児20人の計40人は7日、同市長明寺町の葛西善正さん(50)所有の田んぼ(約40アールの一部)で、田植え体験をした。苗(コシヒカリ)は、葛西さんが提供した。

同体験は、園児らに田植え体験をと、葛西さんが第一愛護園に声かけし、豊田園長が、田んぼ近くの川崎南保育園の園児も一緒にしましょうと誘い、合同での田植え体験が実現した。

【泥だらけになり田んぼを走り回る園児ら=亀山市長明寺町で】

園児らは、泥に足を取られながらも、3本程度の苗を1束にし、手で植えた後、田んぼを走り回るなどして遊んだ。第一愛護園の芥川こゆきちゃん(5つ)は「面白かった」、川崎南保育園の山田翔斗君(同)は「水が冷たくて、気持ちよかった。ちゃんと植えれたよ」と話した。

豊田園長は「園児らにとって、初めての体験。葛西さんに感謝しています」、平野園長は「秋の稲刈りが楽しみ」と両園長は、園児らを見守っていた。