皇學館大が逆転で頂点 学生野球春季リーグ 四日市大との直接対決制す

【皇學館大―四日市大 先発し7回3安打3失点(自責2)の粘りの投球を見せた皇學館大・工藤=ダイムスタジアム伊勢で】

(第5週・ダイムスタジアム伊勢)

三重学生野球リーグの春季リーグ戦(伊勢新聞社後援)は5日、近大高専―鈴鹿大、四日市大―皇學館大の各2回戦が行われた。優勝を争う2校が直接対決した四日市大―皇學館大の2回戦は皇學館大が6―3で制し、ストレート勝ちで勝ち点を3に伸ばした。

通算成績が7勝1敗となった皇學館大は、今後、勝ち点で他校に並ばれても勝率で上回るため、11季連続13回目の優勝が決まった。

皇學館大は3点を追う六回、連続四死球で塁を埋めて1番浅井颯茉(4年・海星)のセーフティバンドなどで3点を返すと八回に3点を加えて逆転した。

投げては工藤岳(3年・知徳)、笠井永都(4年・松阪)の継投で四日市大の反撃を六回以降無得点に抑えた。

近大高専―鈴鹿大の2回戦は鈴鹿大が17―2の五回コールドで勝って2勝目を挙げ、勝ち点1を獲得した。近大高専は勝ち点0で全日程を終えた。