1600万円の投資詐欺被害 名張の40代男性、SNS広告きっかけに 三重

【名張】三重県警名張署は1日、名張市の40代男性がSNS(交流サイト)の広告を通じて知り合った人物に、投資名目として現金約1600万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は昨年9月ごろ、著名人を装った株式投資に関するフェイスブックの広告を通じてLINEグループに招待され、グループのメンバーから海外の株式投資や投資アプリの使用を勧められた。

男性は同年11月にかけ、メンバーらの指示で、8回にわたって現金約1600万円を振り込み、だまし取られた。株式投資や現金を引き出すための手数料などを名目に、毎回異なる口座に振り込んだという。

手数料を振り込んでも投資アプリに表示された利益を引き出せないことから、男性は弁護士に相談。家族にも相談し、1日に来署して被害が発覚したという。