欧州のカフェ風景描く 線彩画作家・木村さん、四日市で個展 三重

【作品を紹介する木村さん=四日市市中川原の喫茶&ギャラリー「ローズマリー」で】

【四日市】三重県四日市市西松本町の線彩画作家、木村哲美さん(76)による第26回「線・彩画展~クレヨンと水彩で描くオープンカフェ」が1日、同市中川原の喫茶&ギャラリー「ローズマリー」で始まった。火曜日は休み。27日まで。

フランスを中心に、オーストリア、ドイツなどのカフェ風景を描いた作品100点余を展示販売している。パリのモンマルトルやシャンゼリゼ通りのオープンカフェのにぎわいや、ウィーンやベルリンの街角のカフェ、コーヒーやジュースを楽しみながらおしゃべりを楽しむ人々、活気に満ちたバーテンダーやウエートレスなど、色鮮やかな作品が並んでいる。

線彩画は、フェルトペンやゲルインクペンで一気に線を描き、透明水彩絵の具で彩色する独自の画法から名付けた。木村さんはペジーブル会とグループ萌に所属し、創作活動の傍ら各地でグループ展や個展を開いている。「明るい色調で表現したカフェ風景。ヨーロッパの街々の空気を感じていただきたい」と語った。問い合わせは同店=電話059(353)5025=へ。