村上しいこさん初エッセイ 長寿猫との暮らしつづる 松阪市長に寄贈 三重

【「25歳のみけちゃん」をPRする村上さん(右)と竹上市長=松阪市役所で】

【松阪】三重県の松阪市ブランド大使を務める同市在住の児童文学作家村上しいこさんは30日、同市役所で竹上真人市長と面会し、飼っている三毛猫を巡るフォトエッセイ「25歳のみけちゃん」を寄贈した。

村上さんは津市出身。絵本から小説まで手がけ、野間児童文芸賞など受賞多数。

エッセイの副題は「ご長寿猫の気ままな古民家暮らしエッセイ」。24年前、住んでいたアパートの部屋へ勝手に入ってきたみけちゃんのエピソードを写真とともにつづる。高齢猫のエサの種類や与え方、ケアの方法、持病も書いている。

A5判、128ページ、税込み1650円。主婦の友社から今月26日に発刊した。

村上さんは「150冊以上書いているけどエッセイは初めて。出版できて親子ともどもうれしい」と話した。

竹上市長は「すごい長寿。200冊に向けて、これからも頑張ってください」と激励した。