鈴鹿大が皇學館大に土 三重大は初勝ち点 三重学生野球春季リーグ戦

【皇學館大―鈴鹿大 7回と1/3を投げて2安打1失点と好投した鈴鹿大先発奥山=鈴鹿市のホンダアクティブランドで】

(第4週・ホンダアクティブランド)
三重学生野球リーグの春季リーグ戦(伊勢新聞社後援)は28日、皇學館大―鈴鹿大、三重大―近大高専の2回戦2試合が行われた。皇學館大―鈴鹿大は両校が1勝1敗で並び、11季連続優勝を目指して開幕以来唯一無敗だった皇學館大の連勝は「5」で止まった。

鈴鹿大は27日の1回戦で2―3で競り負けた皇學館大に6―3で雪辱した。一回四球を足がかりに先制。三回四球に足も絡めて3番坂本銀河(4年・地球環境)の適時打などで追加点を挙げると四回までにリードを一時6点に広げた。守備では先発の奥山公嗣(4年・和歌山南陵)ら4投手が継投し皇學館大の追い上げをかわした。

三重大は近大高専を17―0の五回コールドで下した。10―0の五回コールド勝ちで決着した前日の1回戦に続く2連勝で、今季初の勝ち点を挙げた。初回に4点を先制すると、12安打11打点の猛攻を見せて五回終了時点で17得点。佐藤公太(2年・暁)ら3投手が無安打無失点リレーで近大高専の反撃を封じた。

皇學館大―鈴鹿大の3回戦は5月11日の第2試合(午後1時開始予定)で行われる。会場は津市安濃球場。