「名古屋刀剣ワールド」5月1日開館 国宝含む550振り以上所蔵

【来月1日オープンする名古屋刀剣ワールド=名古屋市中区で】

刀剣ワールド財団(名古屋市中区)と東建コーポレーション(同)は5月1日、名古屋市中区に博物館「名古屋刀剣ワールド」を開館する。

同館は、国宝を含む550振り以上の刀剣を所蔵する日本最大級の刀剣博物館。

常時約200振りの刀剣と50領の甲冑(かっちゅう)、鉄砲や浮世絵などを展示。ほかに、かぶとや陣羽織を着けて撮影できるスポットや、戦国時代の武将など迫力ある映像が映し出される体験型シアターがある。またショップやレストランを併設している。

開館記念として同日から7月28日まで、国宝の「短刀 銘 来国光」などを展示する特別展「三英傑の名刀」を開く。

学芸員の島﨑綾子さんは「刀剣が好きな人はもちろん、初心者の人にも、解説パネルを掲示するなどしているので、幅広くさまざまな人に来てもらいたい」と話した。