角川文化振興財団（埼玉県所沢市）はこのほど、「第18回角川全国俳句大賞」と「第15回角川全国短歌大賞」（いずれも伊勢新聞社など後援）の入賞作品を発表した。今回は俳句8407（うち三重県内140）作品、短歌4491（同39）作品の応募があり、県内からは俳句３作品、短歌１作品が入賞した。
入賞作品、入賞者は次の皆さん。
【俳句】題詠部門〈題「光」〉都道府県賞（伊勢新聞社賞）＝「赤ちゃんの産毛を撫でて風光る」大石桑鼓（名張市）▽自由題部門・秀逸＝対馬康子選「源流や氷の下を水流る」石井洋子（三重郡）正木ゆう子選「新盆の仏に頼むこと多し」伊藤元（四日市市）
【短歌】題詠部門〈題「本」〉都道府県賞（伊勢新聞社賞）＝「絵本棚最前列は日々変わり我が子の成長教えてくれる」中林菜千（伊賀市）