油彩画、教室生が力作 四日市「グループ杜絵画展」 三重

【作品を講評する小垣外講師(左)=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市羽津の羽津絵画教室「グループ杜(もり)」(阿部逸夫代表)は26日、同市安島の市文化会館第3展示室で、第26回「グループ杜絵画展」を開いた。指導する小垣内学講師と生徒12人の風景や人物、静物などの油彩画60点余を展示している。28日まで。

四日市市伊坂町の四日市ジャンクションの高架下から見上げた風景を描いた昨年度県展入選作「分岐点」、大四日市まつりのにぎわいを捉えた昨年度市展入賞作「かめ割り 救児」などの力作が並ぶ。また、大きな瞳のフランス人形「私を見て」、秋の写生会で描いた「ロングビーチ通りからの風景」など、個性あふれる作品が来館者らの目を楽しませている。

「アートフォーラム三重」代表を務める小垣外講師(69)は「県展や市展受賞歴のある方々が多く、見応えのある作品がそろった」と講評していた。同グループは会員を広く募集している。毎月第2、4土曜の午後1時半から同4時半、羽津地区市民センター。月会費1500円。問い合わせは阿部代表=電話090(1721)1172=へ。