それぞれの視点で「桜」撮る 津で写真愛好家団体「フォトクラブ写心気」展 三重

【「フォトクラブ写心気」の作品が並ぶ会場=津市西丸之内の津リージョンプラザ3階で】

【津】三重県津市の写真愛好家団体「フォトクラブ写心気」(佐藤二郎代表、会員18人)の第14回作品展が25日、同市西丸之内の津リージョンプラザ三階展示室で始まった。市内の50―80代の男女会員と講師の作品計67点を展示している。28日まで。入場無料。

同団体は松阪市の溝田幸輝氏(75)を講師に月1回作品を持ち寄るほか年10回撮影会に出向き研さんを積んでいる。作品展は年1回で毎回共通テーマの課題作品と自由作品を発表している。

今回の課題「桜」は、花いかだの下に朱色のコイが映る「鯉も花見」、大紀町の見事なしだれ桜「忠五郎桜」など。自由作品はあべのハルカスの眺望や迫力ある手筒花火などがある。澤田静子さん(88)はマネキンと大輪のダリアを組み合わせた芸術的な作品を出品した。

佐藤代表(77)は「アングル、光、色使いなどそれぞれの力作を見て」と呼びかけた。