国宝埴輪、東京でPRイベント 25、26日に松阪市

【「国宝決定 写真でみる三重松阪のハニワ」をPRする竹上市長=松阪市役所で】

【松阪】「宝塚1号墳出土埴輪(はにわ)」の国宝指定答申を受け、三重県の松阪市は25、26の両日、東京都中央区日本橋室町の三重テラスで、PRイベント「国宝決定 写真でみる三重松阪のハニワ」を開く。入場無料。

東京国立博物館(東京都台東区上野公園)が23日から5月12日まで開催する特別企画展「令和6年新指定国宝・重要文化財」で、宝塚1号墳から見つかった船や家の埴輪の実物が展示されるのに併せて企画した。首都圏を対象に国宝埴輪と同市をPRする。

写真パネル約30枚を展示し、同市文化財センタ―学芸員が解説する。両日先着50人に国宝決定記念グッズの缶バッジとシールを無料配布する。御墳印やマスキングテープなど船形埴輪や宝塚1号墳の関連グッズを販売する。

竹上真人市長は「東京国立博物館の特別企画展や松阪市文化財センターはにわ館を訪れるきっかけとしたい」とアピールしている。