防災知識や救急技術学ぶ 市少年消防クラブに25人入団 三重・亀山 

防災知識や救急技術学ぶ 市少年消防クラブに25人入団 三重・亀山 

【亀山】三重県の亀山市消防本部(豊田達也消防長)は20日、同市野村4丁目の消防庁舎で、「令和6年度亀山市少年消防クラブ入団式」を開いた。入団した市内の小学4―6年生計25人(男児16人、女児9人)にクラブ員章を交付した。

同クラブは、平成24年度に結成。これまでの防火・防災意識の向上に対する活動が評価され、「令和4年度消防庁長官賞」を受賞。将来の防災の担い手となる人材を育成する目的で、団員は1年間を通じて消防、防災に関する知識を学び、救急講習や、防災キャンプ体験などの実習をする。

同クラブ会長の豊田賢治消防部長は「皆さんにはこれから1年間、消防に関するさまざまな知識と技術を学んでもらう。皆さんが学んだ『防火・防災』の知識を家族や友だちに伝えてください」とあいさつした。

1年間リーダーを務める市立亀山東小学校6年生の宮坂恭輔君(11)は「皆をまとめて、楽しいクラブにしたい。将来は、人の命を守る職業になりたい」と話した。
【入団した児童ら=亀山市野村4丁目の消防庁舎で】