わがまち四日市の写真作品127点 四写協会員が展示 三重

【「四日市を撮ろう」をテーマに撮った作品コーナー=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】わがまち四日市を記録しようと活動している四日市写真協会(三井武会長)は19日、三重県四日市市安島の市文化会館第3展示室で「第23回・四写協写真展」を開いた。中西一夫講師ら会員16人の作品127点を展示している。21日まで。

「四日市を撮ろう」をテーマに、早朝のコンビナートを撮った「夜明け」、水沢町の「水沢もみじ紅葉」、釆女町の「杖突坂」など、市内各地の風景を切り取った作品が並ぶ。また、新潟県・津南町の「スカイランタンと冬花火の舞」を捉えた5枚組写真「夜空に願いを込めて」など、自由テーマの作品も展示している。

昨年9月に亡くなった澤田光雄さんの遺作3点も展示し、追悼している。三井会長(85)は「テーマに沿った作品も、自由作品も見応え十分です」と語った。

同会は平成10年に発足。奇数月の第二日曜日に同市蔵町のなやプラザで勉強会をしており、写真を楽しむ仲間の輪を広げたいと会員を募っている。問い合わせは三井会長=電話059(321)6143=へ。