「自転車ヘルメット着用を」 亀山高バイシクルリーダー、駅で啓発 三重

【自転車通学の生徒にヘルメットの着用を呼びかけるリーダー(右側)ら=亀山市御幸町のJR亀山駅前駐輪場で】

【亀山】三重県立亀山高校生徒会の役員「セーフティ・バイシクルリーダー」と亀山署は、春の全国交通安全運動最終日の15日早朝、亀山市御幸町のJR亀山駅前駐輪場で、自転車交通安全の啓発活動「ヘルメット着用推進キャンペーン」を実施した。

亀山地区交通安全協会と市交通安全対策協議会が協力した。

バイシクルリーダーとは、県警が県内に在学する高校生を委嘱し、模範的な自転車運転や街頭活動など交通安全に関する自主的な活動を続けてもらうことで、良好な自転車交通秩序の実現を図る取り組み。

この日は、リーダー4人と同署交通課の田中孝治課長ら計8人は、自転車を利用している生徒らを中心に「乗ったらメット 降りたらロック」と書かれたチラシを手渡し、「自転車に乗るときは、自分の頭を守るヘルメットの着用を」と呼びかけた。

同校生徒会の書記をしているリーダーの1人、3年生の青木優佳さん(17)は「電車通学をしているが、普段自転車に乗るときは、ヘルメットの着用に心がけている」と話した。

同署管内の今年4月14日までの自転車交通事故件数は2件。中学生と高校生が負傷している。