西本、パリ五輪代表へ バドミントン男子シングルス、伊勢出身 三重

西本拳太

パリ五輪の予選ランキング対象大会では最後の大会となるバドミントンのアジア選手権(中国・寧波)が14日閉幕し、伊勢市出身の西本拳太=ジェイテクト=が男子シングルスで五輪代表入りを確実にした。29歳の西本は五輪初出場となる。

シングルスの五輪出場枠は各国・地域で最大「2」。最大枠の獲得には4月30日付けで最終確定する五輪予選ランキングで、16位以内に2人入る必要がある。

西本は男子シングルスの4月9日付け世界ランキング12位で、六位の奈良岡功大=IMG=に続く日本勢2番目。アジア選手権でも2回戦に勝ち進み、五輪の出場要件を満たす見込みとなった

西本は伊勢市小俣町出身で、小俣中卒業後、埼玉栄高から中大に進学。一昨年にはジャパン・オープンを制した。