三重の新型コロナ2週間ぶり減少

三重県は10日、先週(今月1―7日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。1医療機関あたりの新規感染者は平均4・35人で、前週と比べて23%(1・29人)の減少。2週間ぶりに減少した。

県によると、1日あたりの新規感染者は前週比50人減の300人と推計される。一般病床と専用病床の入院患者を合わせた在院者数は前週同一曜日比36人増の175人。重症者は1人増の3人となった。

保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者数は、桑名5・5人▽四日市2・3人▽鈴鹿4・9人▽津4・55人▽松阪2・5人▽伊勢6・73人▽伊賀3・63人▽尾鷲5・5人▽熊野1人―となった。

感染症対策課は「新規感染者数は再び減少に転じ、減少傾向はおおむね継続しているほか、数としても低い位で推移している」としつつ「引き続き基本的な感染対策を講じてもらいたい」としている。