こどもエコクラブ全国フェスに壁新聞出展 亀山の「魚と子どもKidsクラブ」 三重

【櫻井市長(右端)を表敬訪問したクラブ員ら=亀山市役所で】

【亀山】東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催した「こどもエコクラブ全国フェスティバル2024」(3月24日)で、壁新聞部門の三重県代表として壁新聞を出展した、亀山の団体「魚と子どもKidsクラブ」のクラブ員4人は2日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、成果報告をした。同フェスティバルには3年連続で出展している。

「こどもエコクラブ」とは、自然を大切に思う心や、環境問題解決に自ら考え行動する力を育成し、地域の環境保全活動の輪を広げることを目的に設立した、全国的な環境活動クラブ。

同Kidsクラブは、亀山を拠点に活動する「魚と子どものネットワーク」(新玉拓也代表)を母体に令和元年、未就学児から高校生を対象に結成。クラブ員約50人が、鈴鹿川に生育する魚の観察や水辺の調査、海岸の清掃活動など行っている。同クラブの共同リーダーを務める、角崎翠星さん(15)と瑠星さん(同)の双子の兄弟は「壁新聞には、自分たちが伝えたい「海洋ゴミ」をテーマにした」とし、「海の生き物の保全につながる海岸清掃で、世界が救われる」と話した。

櫻井市長は「自然環境を守り、保全する活動は心強く、頼もしい」といい、「世代をまたいで、未来につながる活動を、今後も続けてください」とたたえた。