「素直さとチャレンジ精神を」 三十三銀行で入行式、新入行員ら決意 三重・四日市

【道廣頭取(左)に対して新入行員を代表して答辞を述べる青山さん=三十三銀行本店で】

【四日市】三十三銀行は1日、三重県四日市市西新地の本店で入行式を開き、社会人としての一歩を踏み出した新入行員は「素直さとチャレンジ精神をもって、ひたむきに努力していく」と決意を新たにした。同行は、オーソリティ職(旧総合職)35人、エキスパート職(旧一般職)29人の合計64人を採用。新入行員は、緊張した面持ちで式に臨んだ。

【渡辺会長(前列左から10人目)道廣頭取(同9人目)らと新入行員64人での記念撮影=三十三銀行本店で】

道廣剛太郎頭取は「能登半島地震、飛行機事故からの脱出劇、日銀政策の大転換、インフレの始まりなど、画期的な年に社会に足を踏み出した世代だと後に言われると思う。実力を発揮し、成長されることを心より歓迎する」と述べた上で「当行が地域信頼度ナンバーワン金融グループを目指して活動していることを研修や新しい職場で学んでいってほしい。また、お客様、地域社会、従業員、株主という当行の四つのステークホルダーのうちお客様が一番大事。最も素晴らしい解決策を提案してお客様の満足を得ること、お互い成長することなど常にお客様を第一に考えて行動する『お客様本位』を心がけてほしい」と祝辞を述べた。

新入行員代表の青山航大さんは「幅広い知識を吸収し、広い視野で物事を見極め、前例がないことにも恐れず挑戦していくことが必要と感じている。お客様と信頼関係を構築し、最高のサービスを提供することで、地域社会に夢と笑顔を与えられる存在となれるよう、仕事に精一杯取り組む」と答辞を述べた。

入行式終了後に、新入行員には辞令が交付された。新入行員は約1ヶ月間の研修後、オーソリティ職、エキスパート職とも来月1日から営業店に配属され、業務を開始する。