最優秀賞に上杉さん 「みえの農村風景」写真コンテスト

【第20回「みえの農村風景」写真コンテスト受賞者ら=津市広明町の県土地改良事業団体連合会で】

【津】県土地改良事業団体連合会(愛称・水土里(みどり)ネットみえ)は28日、津市広明町の同会で「第20回『みえの農村風景』写真コンテスト」(伊勢新聞社後援)の表彰式を開催し、最優秀賞の上杉裕昭さん(69)=名張市=の「田植作業たけなわ」など8作品を表彰した。

【最優秀賞に選ばれた上杉さんの作品「田植作業たけなわ」】

農業や農村への関心を高め、広報資料に活用しようと年1回作品を募集。県内で撮影された50点が寄せられた。

表彰式で同会の福岡重栄専務理事は「入賞作品はいろいろな場面があり皆さんの感動が伝わる。地域の声を上げる場に使わせていただきたい」とあいさつし、上杉さんらに表彰状と副賞を贈った。

上杉さんの作品は伊賀市内での田植え作業を棚田から撮影した。上杉さんは受賞を喜び「田植えの軽トラックやトラクターが水を張った田に映りきれいだった。自然の風景は心安らぐ。これからもいい風景を撮りたい」と感想を述べた。

そのほかの入賞者は次の皆さん。伊勢新聞社賞=出口芳男▽優秀賞=板谷一行 辻隆司▽特別賞=加藤和弘 中林和男 中北幸宏 茶山昌子