明野高産豚肉使ったメニュー考案 明野高校生ら、食堂で提供 三重・伊勢

【あかりのぽーくを使った限定ランチを紹介する明野高生ら=伊勢市勢田町のい~菜伊勢庁舎食堂で】

【伊勢】三重県伊勢市の県立明野高校生らが同校で生産するブランド豚肉「伊勢あかりのぽーく」を使って考案したランチメニューが、県伊勢庁舎の食堂「い~菜伊勢庁舎食堂」(同市勢田町)で提供されている。生徒が調理や接客にも挑戦し、29日まで限定販売する。

メニューを考案したのは、生活教養科調理コースの2年生24人。食堂を運営する「キャリオン」と連携し、昨年12月から献立づくりや試作に取り組み、定食など3品を考案した。

メニューは、あかりのぽーくのほうじ茶煮をメインにした定食(税込み880円)、野菜がたっぷり入った酢豚(650円)、伊勢うどんの麺を使ったキーマカレーまぜうどん(650円)。食堂は午前11時に開店し、一般の人も利用できる。

27日は生徒3人が、食堂のスタッフに教わりながら調理や接客を体験した。参加した石田愛純さん(17)は「お客さんに喜んでもらいたいと思いを込めたメニュー。栄養バランスもしっかり考えた。あかりのぽーくのランチを食べて元気になってほしい」と話していた。