「三重県民の日」で記念事業 4月21日に4会場、子どもたちに焦点

一見勝之三重県知事は25日の定例記者会見で「県民の日」(4月18日)の記念事業を、同21日に県内の4会場で開くと発表した。公共施設の無料開放なども合わせて実施する。

県によると、県民の日は昭和51年に県政100周年を記念して制定。廃藩置県で置かれていた安濃津県と度会県が明治9年4月18日に合併し、現在の県が誕生したことに由来する。

今年は県教委が事業を担当。新たな教育ビジョンの副題「子どもたちが個性を輝かせ、望む未来を実現していくために」をテーマとし、子どもたちのパフォーマンスなどに焦点を当てた。

当日は、イオンモール津南(津市)でいじめ防止のイベントを開催。一見知事やタレントの春香クリスティーンさんらによるトークショー、地元の児童生徒らによるパフォーマンスがある。

スズカト(鈴鹿青少年センター)では白子高による演奏会などを開催。熊野少年自然の家(熊野市)では木本高生によるバルーンアート、上野高(伊賀市)では明治校舎の解説などがある。

いじめ防止イベントは午後1時から、他の会場は午前10時から。県のホームページで無料開放の施設や日程を公開している。問い合わせは教育総務課=電話059(224)3173=へ。