「学びと思い出を胸に歩む」 皇學館大卒業式、689人新たな一歩 三重

【河野学長(左端)から学位記を受ける卒業生=伊勢市の皇學館大学で】

【伊勢】三重県伊勢市の皇學館大学で18日、卒業式が開かれ、大学院生らを含む689人が新たな一歩を踏み出した。

665人の学部生が卒業を迎え、7人が博士前期課程や修士課程を、17人が神職の資格を得るための神道学専攻科を修了した。

式では、各学部の総代や成績優秀者らが壇上に上がり、河野訓学長から学位記や賞状を受け取った。河野学長は式辞で「責任ある大人として、周りに安心と希望、勇気を与える人間となって活躍してほしい」と、はなむけの言葉を贈った。

卒業生を代表し答辞に立った文学部国文学科の高橋わかなさんは、コロナ禍で始まった大学生活を振り返り「困難があっても、大学での学びと思い出を胸に、自分を信じ一日一日を歩んでいきたい」と述べた。