「野球に打ち込んだ4年間」 プロ野球・西武、村田選手が皇學館大卒業式出席

【卒業式に出席し友人らと記念撮影する村田選手(中央)=伊勢市の皇學館大学で】

【伊勢】プロ野球・西武にドラフト6位で入団した村田怜音選手(22)が18日、三重県伊勢市の皇學館大学の卒業式に出席した。「プロを目指し、ずっと野球に打ち込んだ4年間だった。支えてくれた家族や監督、野球部の仲間、大学で関わった全ての人に感謝したい」と笑顔を見せ、学生生活に別れを告げた。

村田選手は恵まれた体格をいかしたパワーヒッターで、大学の通算本塁打数は25本。昨年10月のドラフト会議で西武から6位指名を受け、同大出身として初のプロ入りをつかんだ。

埼玉県の寮から戻り式に臨んだ村田選手は、「学生生活での思い出は、ゼミ旅行と文化祭」と振り返った。「まず1年間、けがをせずやりきることが目標。数年後はレギュラーになって、チームを背負っていける選手になりたい。三重を離れるのは寂しい気持ちもあるが、次は大きくなって帰ってきたい」と意気込みを語った。