陶芸、俳画、水墨画など展示 四日市市民大学熟年クラス28期生が最終作品展

【陶芸作品が並ぶコーナー=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】四日市市民大学熟年クラスを修了した28期会(西川猛会長)は16日、三重県四日市市安島の市文化会館第三展示室で「第十回作品展」を開いた。会員33人による陶芸、俳画、水墨画と銅板工芸の4部門と自由作品合わせて約150点を展示している。17日まで。

手びねりやろくろ成形の茶わんや花器、立ちびななどの陶芸、季節を詠んだ俳句に絵を添えた俳画、東海道五十三次富嶽36景をモチーフに墨の濃淡で生き生きと描いた水墨画などが並ぶ。また、趣味のバードカービングや着物のリフォーム作品、「思い出の北海道」と題した色鉛筆塗り絵など、会員らの力作が展示されている。

「思い出~遠き昭和のまぶしい時代」コーナーには、会員らが持ち寄った幼少期や学生時代、結婚写真などを展示している。西川会長(76)は「十回目の今回をもってOB会は解散します。今後はそれぞれの趣味を追求しつつ、新たな創作活動の場に移行していきます」と話していた。