廃棄書類をトイレ紙に再生 特別支援学校に寄贈 百五銀行

【廃棄文書から作ったトイレットペーパーを前に目録を手渡す加藤常務(左から2人目)ら=津市稲葉町の県立稲葉特別支援学校で】

【津】百五銀行(本店・三重県津市、杉浦雅和頭取)は14日、同行の廃棄文書を製品化したトイレットペーパー100個を、同市稲葉町の県立稲葉特別支援学校に寄贈した。県内の国公私立全ての特別支援学校計20校に順次同数を届ける。

同行はSDGsの一環で昨年度から営業店105カ所で保存期間が過ぎた書類をトイレットペーパーに再生している。特例子会社の百五管理サービスが管理や発送を担い、営業店で使う「紙のクローズドリサイクル」に取り組んでいる。4月からは本部棟やグループ会社などを加えた同行全体で使用する。

再生したトイレットペーパーをより広く有効活用しようと、百五管理サービスの多くの社員の出身校である特別支援学校への寄贈を決めた。

加藤徹也常務は「昨年度廃棄書類32トンを20万個のトイレットペーパーに再生し、CO2削減効果は48トン、森林伐採抑制量は647本」と説明。「この学校からは4人が活躍されており、感謝を込めて贈らせていただく」と述べ、生徒代表のセンザキ・フェリペさん(17)に目録を手渡した。

高嶋真人校長は「中学部や高等部では紙の再生を含めリサイクルを学習しており地球環境に何ができるかを考えるきっかけになる。日々大切に使います」と謝辞した。