技術身に付け新たな門出 伊勢理容美容専門学校で卒業式 三重

【北村校長(左)から卒業証書を受ける卒業生=鳥羽市のエクシブ鳥羽で】

【伊勢】伊勢理容美容専門学校(三重県伊勢市八日市場町)の卒業式が11日、鳥羽市安楽島町のエクシブ鳥羽で開かれ、通信課程を含む理容科と美容科の61人が新たな一歩を踏み出した。

式には、華やかにヘアメイクしたはかまやスーツ姿の卒業生と、学校関係者ら約120人が出席。

卒業生は、1人ずつ順に壇上に上がり、北村誠之校長から卒業証書を受け取った。北村校長は「社会に出て壁にぶつかっても、一歩一歩前に進んで乗り越え、夢に向かってください」とはなむけの言葉を贈った。

卒業生を代表しあいさつに立った龍田朋杏(もあ)さん(20)は、2年間の学校生活を振り返り「立派な姿を見せられるよう、前を向いて未来へまい進します」と決意を述べた。

同校は、2年制の昼間課程や3年制の通信課程で技術や知識を学び、理容、美容の全国規模の技術コンテストで、毎年優秀な成績を収めている。卒業生の多くは、県内外の理容店や美容院に就職する。