ヴィアティン三重、ホーム最終戦快勝 バレーVリーグ2部 暫定3位浮上

【ホーム最終戦でチーム最多17得点のヴィアティン三重・森垣陸選手(13)=津市産業スポーツセンターで】

大詰めを迎えているバレーボールVリーグ2部(V2)男子で、県内から唯一参戦のヴィアティン三重が10日、津市北河路町の津市産業スポーツセンターで行われた富士通カワサキレッドスピリッツ戦を25―19、25―22、25―21で勝って暫定4位から3位へ。今季ホーム最終戦をストレート勝ちで飾った。

暫定2位の富士通に前日フルセットの末敗れたが、負けのムードを引きずらなかった。大卒3年目の三好佳介らのブロックなどで第1セットを先取するとその後も譲らず、最終セットも三好のサーブで終盤の競り合いから抜け出し、内定選手の日大4年森垣陸の強打で試合を決めた。

3試合を残して優勝は絶望的、2位浮上も富士通の成績次第と不利な状況は続くが「勝ち切って終わる」と三好。倉田真監督も「新入団選手を含めたチーム内の競争激化が好材料。成長した姿で今季を締めくくりたい」と意気込んでいた。