ロピア、連日にぎわう 桑名サンシティ店、報道関係者に店内公開 三重

【買い物客でにぎわう店内=ロピア桑名サンシティ店で】

【桑名】OICグループ(川崎市)が運営する食品スーパー「ロピア」が、三重県内に初出店した。桑名市星川の商業施設、星川サンシティ内に先月26日にオープンした「ロピア桑名サンシティ店」で、5日に店内が報道関係者に公開された。

ロピアは首都圏を基盤としながら、全国15の都道府県と台湾で店舗を展開し、桑名サンシティ店は89店舗目になる。総面積は2182平方メートルで、青果や精肉、鮮魚、総菜などのコーナーがある。

オープンから1週間でレジ通過者が約4万人と想定以上の客数で、連日多くの人でにぎわっている。この日も雨にもかかわらず開店前から列ができ、午前10時の開店と同時に次々と買い物客が訪れていた。

肉を目当てに来店したという愛知県弥富市の夫婦は「初めて来た。普段は、みなと店(ロピア名古屋みなと店)をよく利用している。ここの肉は鮮度が良くお値打ち」だといい、じっくりと品定めをしていた。

ロピアでは、地域の特性に合わせた商品や売り場を店ごとに展開していて、桑名サンシティ店は「食を通じて毎日愛される店」を目指している。総菜コ―ナーには、生地から店内で手作りしたという人気の焼きたてピザが並ぶ。

ロピア中部エリア本部長の柴田昇さんは「オリジナル商品にも力を入れている。他店にはない魅力を、これからもっと打ち出していく」と話した。