【津】三重県津市分部の櫛形地区放課後児童クラブ「くしがた会」(児童数26人)が主催する「くしがたまつり」が3日、市立櫛形小であった。コロナ禍以降なくなった地区の祭りを新たな形で実施。ステージイベントや出店ブースなどに多くの親子らが訪れた。
子どもたちが地域の祭りを知らないまま成長することを危惧した同クラブの保護者や支援員を中心に実行委員会を作り初めて企画した。
グラウンドでは保護者による焼きそば、同クラブ出身の中高生による遊びコーナー、地域の協力者による野だてなどを出店。体育館ではダンス、ブラスバンド、日本拳法の演舞など、来場者が思い思いに楽しんだ。
同クラブ支援員の中村里美さん(50)は「地域の祭りは子どもたちが楽しめる場所。皆で協力し安心して出かけられる祭りにしたい」と話した。