1100万円投資詐欺被害 亀山の60代男性 三重

【亀山】三重県警亀山署は1日、亀山市の60代男性が暗号資産の投資名目で、現金約1100万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は昨年12月上旬ごろ、SNS(交流サイト)で著名な投資家を装った男らと知り合い、暗号資産の投資や投資アプリの使用を勧められた。

男性は1月26日―2月15日、指示に従って、6回にわたって現金約1100万円を口座に振り込み、暗号資産を購入。購入した暗号資産を使用するためのURLを男らに送り、だまし取られた。

アプリには利益が出ている表示があったが、実際には現金を引き出せなかった。男性は不審に思い、1日に被害届を提出。男らとはSNSのメッセージのみでやりとりしていた。