四日市工準V、中部大春日丘に屈す ラグビー東海高校選抜

【中部大春日丘―四日市工 Aブロック決勝 後半敵陣ゴールライン付近まで攻め込んだ四日市工=豊田市運動公園球技場で】

ラグビーの東海高校選抜大会は23日、愛知県豊田市高町の豊田市運動公園球技場でブロック別決勝があった。東海4県の各県1・2位校が参加して優勝を争ったAブロック決勝は中部大春日丘(愛知)が四日市工を92―0で下して7回連続13度目の優勝を決めた。

Aブロック3位決定戦は関商工(岐阜)が36―7で静岡聖光学院を退けた。各県3・4位校によるBブロック決勝は西陵(愛知)が栄徳(愛知)に22―19で勝った。

全国高校選抜大会(3月・埼玉県)の地区予選を兼ねて行われ、東海地区から優勝の中部大春日丘と準優勝の四日市工、さらにAブロック3位の関商工とBブロック1位の西陵による第3代表決定戦(24日・中京大豊田キャンパス)の勝者が全国大会に出場する。


四日市工は昨年12月から今年1月にかけて花園ラグビー場で開催の全国高校ラグビー大会で8強入りの中部大春日丘に完封負けして準優勝。序盤から自陣に押し込まれて失点を重ねた。後半連続攻撃で相手ゴールラインに迫ったがミスで得点のチャンスを逃した。

初出場を決めている全国高校選抜でも東海高校選抜同様強豪との試合が待っている。渡邊監督は「今日はミスも多かった。(全国大会では)戦える時間帯を増やして少しでも良い経験を積めるようにしたい」と話した。