写真サークル2団体の作品並ぶ アスト津で合同展 三重

【写真作品が並ぶ会場=津市羽所町のアスト津5階ギャラリー1で】

【津】三重県津市河芸町を拠点に活動する「河芸写真サークル」(太田邦郎会長)など2団体の合同写真展が22日、同市羽所町のアスト津5階ギャラリー1で始まった。50―90代の会員18人と講師の矢田新男さん(74)=同市河芸町=の額やパネル作品計75点を展示している。25日まで。入場無料。

撮影旅行や勉強会などで技術の向上に努める2団体が日頃の成果を発表。公募展入賞作品などこの1年の作品を中心に出品した。

若い女性がはじけるように笑う「箸が転げても…」、子ども歌舞伎の出番前を捉えた「視線」、釧路湿原で鶴とオジロワシが威嚇し合う「空中戦」など一瞬を逃さず撮影した作品が並ぶ。

増木和典さん(79)=四日市市川島町=は「いかにいいチャンスを狙うか、タイミングが大事」、太田邦郞会長(80)=津市河芸町=は「指導は厳しいが皆で気楽に活動している」と話した。