四日市工が名古屋に1点差勝ち ベスト4入り ラグビー東海高校選抜

【四日市工―名古屋 Aブロック1回戦 後半28分、四日市工FB上村が走り込んでトライ。四日市工が23―17とリードを広げる=豊田市運動公園陸上競技場で】

全国高校選抜大会(3月・埼玉県)の東海地区予選を兼ねる東海高校選抜ラグビー大会は17日、愛知県豊田市高町の豊田市運動公園で、東海4県の各県新人大会上位4チームが参加して開幕した。

本県関係では、県1位の四日市工が、Aブロック1回戦で愛知2位の名古屋を25―24で下してベスト4入りを決めた。18日の準決勝で静岡1位の静岡聖光学院を退け、23日の決勝進出を決めれば全国選抜初出場が決まる。

各県1・2位チームはAブロック、各県3・4位チームはBブロックに振り分けられ、それぞれトーナメント方式で争う。今年の東海地区の選抜出場枠は例年より1つ多い「3」。

このため、Aブロックで決勝に進出した2チーム以外に、Bブロック1位とAブロック3位による第3代表決定戦を制したチームの計3チームが全国大会の出場権を獲得する。

本県からは朝明(県2位)、木本(県3位)、四日市農芸(県4位)も出場したが、朝明はAブロック1回戦で岐阜1位の関商工に24―26、Bブロックでは、木本が愛知4位の西陵に14―112、四日市農芸が岐阜3位の岐南工に0―55で敗れた。いずれも敗者戦に回る。