【桑名】三重県の桑名地域生活安全協会と桑名署は年金支給日の15日、特殊詐欺の被害防止に向けた啓発活動を桑名市新西方のイオンモール桑名で実施した。
同店に現金自動預払機(ATM)を設置する6つの金融機関の職員など10人が参加。ATMの利用客にチラシやポケットティッシュなどを配って注意を呼びかけた。
同署管内では還付金詐欺の被害が目立ち、1月からこの日までに3件、約285万円の被害が出ているという。16日から始まる確定申告に便乗した詐欺も危惧される。
同協会の木地茂事務局長は「お金が返ってくるのでATMに行くようにと言われたら、それは詐欺。注意してほしい」と話した。