見積もり業務でミス 四日市の特別支援学校 三重

三重県立特別支援学校西日野にじ学園(四日市市)は6日、げた箱を設ける業務の契約先を決める見積もり合わせの作業を誤ったことを受け、この見積もり合わせを中止したと発表した。

県教委によると、中止したのは、昇降口のげた箱を増設する業務の見積もり合わせ。先月18日に公告したが、参加者の見積金額が予定価格を超えたため、同校の事務職員が再公告した。

一方、本来は見積もり合わせのルールに基づき、再公告をせずに初回の参加者に再び見積もりを依頼しなければならなかった。職員はルールを十分に認識せず、初回の見積もり合わせを打ち切った。

さらに、本来は契約先が決まるまで公表しない参加業者や見積金額を、電子入札のシステムで公表。げた箱の仕様を変更しないにも関わらず、再公告では設計額を変更するミスもあった。

見積もり合わせの結果などを見た県の出納局が先月30日、同校に指摘したことをきっかけにミスが発覚。職員は「再公告をしなければならないと強く思い込んでいた」と話している。

福永和伸教育長は「多大な迷惑をかけ、深くおわびする。全ての県立学校で会計事務研修などを通じて知識の習得を積み重ね、コンプライアンス意識の向上を図る」とコメントした。