子育て要望8項目 市民団体が鈴鹿市に要望書 三重

【末松市長に要望書と署名を手渡す橋本さん=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の市民団体「保育制度をよりよくする!鈴鹿連絡会」(橋本結代表)は5日、市に「みんな笑顔で子育てができるまち」の実現を求める要望書を提出し、末松則子市長と懇談した。

要望書は、市内の子育て世帯を対象に募集したアンケート結果に基づき作成。一時保育の受け入れ態勢充実、産後ケア事業の見直し―など8項目の取り組みを求める。

この日は会員9人が来庁。昨年8月から2月5日まで集めた計2877人分の署名とともに、橋本代表が末松市長に要望書を手渡した。

会員からは「公園の遊具の対象年齢が知りたい」「きょうだいが同じ園に通園できる仕組みが必要」などの意見が出された。

末松市長は「頂いた意見を今後の施策に役立てていく」と述べた。

同会は同市安塚町の私立ぐみの木ほいくえんに事務局を置き、現在は子育て中の保護者や保育士15人が中心となって活動する。