鈴鹿でF1、5年延長 日本GPの継続開催契約 三重

【昨年9月24日に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本グランプリ決勝】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットを運営するモビリティランド(斎藤毅社長)は2日、同サーキットでの「F1日本グランプリレース」の開催契約を令和11年まで、5年間延長したと発表した。ことしは初の春開催となり、4月5―7日に実施される。

F1を統括する運営会社フォーミュラワン(ステファノ・ドメニカリ最高経営責任者)との合意により、契約を締結した。

斎藤社長は「今後も世界中のファンに愛される鈴鹿であり続け、モータースポーツ文化の繁栄に貢献できるよう、県や鈴鹿市をはじめとする地域の皆さまと力を合わせて取り組む」とコメントした。

鈴鹿市での継続開催決定を受け、末松則子市長は「開催地として大変栄誉でうれしく思う。ホストシティとして、モータースポーツの聖地『SUZUKA』として、快適で安全安心な観戦環境を提供し、今後の開催に向けて全力で盛り上げていく」と祝福の談話を寄せた。

一見勝之知事は「来年以降もF1日本グランプリが開催されることを大変うれしく思う。ホンダモビリティランドや鈴鹿市と連携し、大会を契機とした観光振興に取り組む」とコメントした。