フレイルやロコモ防ごう 亀山市が市民公開講座

【タオルを使ってストレッチ体操をする参加者(右側)ら=亀山市羽若町の市総合保健福祉センターで】

【亀山】三重県亀山市は28日、同市羽若町の市総合保健福祉センターで、「みんなで取り組むフレイル・ロコモ予防」と題した「市民公開講座」を開き、市民ら約100人が参加した。

主催者を代表して櫻井義之市長は「本年度から庁内関係部署や関係団体と連携を図り、介護予防や認知症予防、在宅医療などの施策を一体的に展開し、生活機能の改善など健康寿命の延伸に取り組んでいる」とし、「講座で学んだことを実践して、これからの人生がより豊かになることを期待しています」とあいさつした。フレイルとは、病気ではなく、年齢とともに筋力や心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい、虚弱な状態。一方、ロコモは、変形性膝関節症など運動器の障害により、立ったり歩いたりする能力が低下する状態をいう。

同講座は2部構成。1部は、滋賀医科大の膝の治療が専門の久保充彦特任教授が講師を務め、「ロコモ予防」について講演。久保特任教授は「骨粗しょう症による骨折や変形性膝関節症などで痛みが生じたら『ロコモ』だと思ってください」とし、「まずは検査が必要。治療することで、良くなることもあります」と促した。

【ロコモについて講演する久保特任教授=亀山市羽若町の市総合保健福祉センターで】

2部は、市内の医療機関などでリハビリ関係に従事している医学療法士や作業療法士の任意団体「亀リハ会」の3人が、「フレイル予防」について、栄養のバランスを考え、規則正しい食生活▽家事やペットの世話、地域活動への参加など役割を持つ▽筋力を付けるための運動―など5つの秘訣を紹介し、「体力に自信のない人ほど効果があります」と呼びかけた。

また、参加者らは3人の指導で、タオルを使い上半身を鍛える体操や、下半身を鍛える「体ひねり」、太ももの筋力を鍛える「スクワット」などストレッチ体操を実践した。