「スクールバス出るのか」 鈴鹿の学校再編、住民と市教委が懇談会 三重

【市教委との懇談会で意見を述べる参加者ら=鈴鹿市三宅町の合川公民館で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市三宅町の合川公民館で26日、児童数減少に伴う天栄中学校区学校再編計画に関する懇談会があり、地元住民と市教委がスクールバスの方向性などについて意見交換した。主催は合川地区自治会連合会。

再編計画では、令和8年度に同地区内の合川小を含めた3小学校を統合し、令和14年度に4小学校と1中学校を統合した小中一貫の「義務教育学校」開校を目指す。

この日の会合には、地区内の自治会長など12人が参加。

参加者からは「スクールバスが出るのか出ないのか、年度内には市の方針を示してほしい。保護者が混乱する」「情報が錯綜している。ある程度先の計画について、もっと地域と情報共有してほしい」などの意見が出されたが、いずれも市教委から明確な回答はなかった。

合川小では令和6年度から、二つ以上の学年をひとまとめにして一つの学級に編成する「複式学級」が発生する。