27、28日に「亀山大市」 4年ぶり、ご当地グルメなど露店120店 三重

【亀山大市の開催を知らせるポスターを持つ笠間委員長=亀山市東町商店街で】

【亀山】三重県の北勢名物「亀山大市」(同実行委員会、笠間清委員長)が27、28の両日、旧東海道沿いの亀山市東町商店街を中心に約1キロ間を一般車両通交禁止の歩行者天国として開催される。両日とも午前10時―午後4時。コロナの影響で4年ぶりとなる。

たこ焼きや焼きそばなど約120店の露店と亀山ライオンズクラブや県立亀山高校インターアクト部のほか、市立亀山東小学校も参加。亀山みそ焼きうどんなどご当地グルメも販売する。

約130年以上続く伝統の大市は、旧正月用品の謝恩売り出しとして始まり、当時は包丁や植木、陶器の茶わんや皿など日用雑貨店が店を連ねていた。近年は、同商店街の活性化と市民らの交流を目的に開催している。

両日、同商店街振興組合は、「能登半島地震」の義援金を募る募金箱を置き、市民らに支援を呼びかけるという。笠間委員長は「4年ぶりに開催できることはうれしい」とし、「多くの人らでにぎわうことを期待しています」と話していた。