感染防止対策の徹底呼びかけ 新型コロナ、三重県内入院患者増加で

一見勝之三重県知事は19日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの入院患者が県内で年始以降も増え続けていることへの懸念を示し、感染防止対策を徹底するよう県民に呼びかけた。

県によると、18日の「在院者」は前週同一曜日比25人増の211人。8週連続で増加している。昨年11月21日時点では29人だったが、今年1月16日に200人を超えた。

14道県の病床確保フェーズが「1」、4県が「2」に達している。今のところ、県内ではこれらのフェーズに達していないが、在院者が245人となれば「フェーズ1」になる。

一見知事は会見で「使用病床が245人以上になると、対応局面が変わる。病院に追加で病床を確保するよう依頼しなければならなくなる」などと述べ、感染防止対策を呼びかけた。