「ミジュマル」列車22日から みえ応援ポケモン、伊勢鉄道が運行

【定例記者会見で「ミジュマルトレイン」の運行を発表する一見知事=県庁で】

一見勝之知事は19日の定例記者会見で、県の魅力発信に協力する「みえ応援ポケモン」の「ミジュマル」をデザインした列車を、22日から伊勢鉄道で運行すると発表した。

県によると、同社が運行している3両のうち、1両の外装や床などにラッピングでミジュマルのデザインを施す。津―四日市駅間で「伊勢鉄道ミジュマルトレイン」と称して運行する。

県とポケモン(本社・東京都)が令和3年に結んだ包括連携協定に基づく取り組み。県が観光誘客や公共交通の利用促進を目的に提案し、ラッピングの費用として650万円を負担した。

JR津駅にある伊勢鉄道のホームで22日に開く出発式で披露する予定。ミジュマルをデザインした列車は、近鉄が令和4年1月から伊勢中川―賢島駅間を中心に2両を運行している。

また、県は19日、ミジュマルとコラボしたスタンプラリーを始めた。鉄道各社の県内駅に設けたスタンプを集めた数に応じて、抽選で宿泊券などがもらえる。3月10日まで実施する。

一見知事は「全国のポケモンファンに乗ってもらいたい」と、ミジュマルトレインをアピール。スタンプラリーについては「鉄道各社が一緒になって取り組むことは珍しい」と語った。