避難所で相談さまざま 能登地震被災地派遣の警察官、活動振り返る 三重

【避難所で被災者から話を聞く立嶋巡査部長(奥)=12日、石川県能登町で(県警提供)】

能登半島地震を受け、三重県警の特別生活安全部隊として石川県に派遣された女性警察官2人が15日、報道陣の取材に応じた。避難所で対応した被災者の相談を解決し「役に立つことができて良かった」と活動を振り返った。

県警によると、2人は石川県警からの要請で4日―13日まで活動した。七尾市や能登町など5市町の避難所を、多い日は一日で6カ所訪問。困り事や不審者の目撃情報など、被災者からのさまざまな相談に対応した。

木下佑梨愛巡査長(26)は、輪島市の避難所で会った女性の話を紹介した。女性は携帯電話を持たずに避難し、親族と連絡が取れなかったが、木下巡査長は石川県警と連携して対応。女性は親族と連絡でき、親族の元に二次避難したという。

立嶋理絵巡査部長(33)は被災者から「夜間に県外ナンバーの車が走っていた」や「見かけない3人組が自分の家を見て歩いている」などと相談を受けたことを紹介。犯罪に対する不安の声が多かったと説明した。

県警は15日までに生活安全部隊のほか、安否不明者の捜索活動をする広域緊急援助隊など約40人を石川県に派遣した。16日には防犯パトロールに当たる自動車警ら部隊として、新たに6人を派遣する。