【亀山】三重県亀山市は13日、同市羽若町の市総合保健福祉センターで、「かめやま健康都市大学」の「健康」「食」「運動」の3コース講座のうち、食コース講座を開き、市民ら25人が受講した。
同市田村町で「栄養ごはんヤシの木食堂」を営む管理栄養士の河村友梨店主(41)が講師を務め、市食生活改善推進協議会が協力した。この日は、軽度不調対策がテーマ。
受講生らはビタミンやミネラルが豊富で、貧血予防や疲労回復に効果のある「押し麦入りご飯」のほか、風邪予防に欠かせないビタミンCやカルシウムを含むハクサイを使った「中華風スープ」、血糖値の上昇を抑制する「高野豆腐のみそ焼き」など5品目と、抹茶プリンを調理した。
同市安坂山町の菊池麻美さん(44)は「成長期の小中学生の子どものために、添加物に気を付けて、自然の素材を使った手料理に心がけている」と話した。
河村店主は「栄養素を整えることが健康につながる」とし、「日々の食生活に意識を」と促した。