風景や花など会心作76点 四日市で水野秀彦写真講座展 三重

【受講生らの作品が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】YUCC水野秀彦写真講座を主宰する水野秀彦講師(61)と受講生22人による「第23回・写真展」が12日、三重県四日市市安島の市文化会館で始まった。自由なテーマで撮った全紙・半切サイズ作品76点を展示している。14日まで。

赤塚眞紀子さん(71)は、いなべ梅林公園のしだれ梅のピンクと白、サンシュユの黄が青空に映える「四季~春」など3点を出品。池田正明さん(77)は、北海道礼文町の映画のロケ地から残雪の山を望む「礼文島から利尻山」など五点、熊沢清志さん(77)は、岐阜県・宇津江四十八滝の霧の風景を、伊勢和紙にプリントして日本画のような風合いを演出した「秋渓」など4点を出展している。

水野講師は、岐阜県・飛騨の里の古民家と雪の車田のモノクロ二枚組み写真「飛騨の雪景色」など6点を並べている。「アイホンで撮ったものなど、身近なシャッターチャンスを逃さず捉えた作品もあった。それぞれの視点と感性を楽しんでいただきたい」と語った。最終日14日午後1時半から、講師によるギャラリートークがある。