川併神社でどんど焼き行事 津、正月飾りたき上げ

【どんど火にしめ飾りを投じる人ら=津市久居元町の川併神社で】

【津】津市久居元町の延喜式内社、川併(かわい)神社(尾﨑貞彦宮司)で7日、年神様を送るどんど焼きの行事があり、地元住民ら氏子が正月飾りをたき上げた。

同神社は久居城下設置以前の村域の氏神で平安時代に始まり、五男三女神を祭る。古くからの慣習でどんど焼きは1月7日と15日の2回実施している。

朝から尾﨑宮司と各地区の総代が清めはらいをした後、直径約4メートルのどんど場に午前7時半に火入れした。氏子らはしめ縄、破魔矢、お札などを手に次々に訪れてどんど火に投じ、拝殿で手を合わせた。

自営業の女性(76)は「昨年はまだコロナの影響があり大変だった。今年は期待をして頑張りたい」と話した。