新たに三重県職員8人派遣 能登半島地震、保健師ら4人も

【被災地への出発前に、一見知事(左端)から激励を受ける職員ら=県庁で】

三重県は5日、能登半島地震で被災した石川県輪島市を支援するため、職員8人を現地に派遣した。1週間をめどに交代の職員を派遣する予定。6日は同県珠洲市に保健師ら4人を派遣する。

県によると、輪島市に派遣した8人は、防災対策部と総務部の職員。うち防災対策部の川邉正樹副部長ら2人は現地の災害対策本部を支援し、残る6人は避難所の運営などに当たる。

珠洲市に派遣する4人は、いずれも医療保健部に所属する職員。うち2人は保健師で、避難所などで住民の健康管理に当たる。今後も6日ごとに交代の職員を3―4人ずつ派遣する予定。

この日、県庁で出発式があった。一見勝之知事は「皆さんの力を貸してほしい。身の安全を大事に、全力で支援に当たってほしい」とあいさつ。派遣される一人一人と握手をして激励した。