上位賞の小中学生を表彰 JA共済書道・交通安全ポスター 三重

【川口課長(手前左)から表彰状を受け取る金賞受賞者=津市久居東鷹跡町の久居アルスプラザで】

【津】「令和5年度JA共済小・中学生書道・交通安全ポスターコンクール」(三重県下JA、JA共済連三重主催、伊勢新聞社など後援)の表彰式が23日、津市久居東鷹跡町の津市久居アルスプラザで開かれ、書道の部と交通安全ポスターの部で上位賞に選ばれた県内の小学1年―中学3年65人を表彰した。また24日までの2日間、施設内で入賞の書135点、ポスター63点を展示した。

【入賞作品が並ぶ会場=津市久居東鷹跡町の久居アルスプラザで】

同コンクールは書道の部が61回、交通安全ポスターの部が51回目。本年度は県内で書道の部が458校2万5600点、ポスターの部で289校3751点の応募があった。

式では奥山浩也JA共済連県本部長が「このコンクールを通じて交通安全意識の向上や、尊敬する、助け合う精神の健全育成を図りたい」とあいさつ。表彰式では書道の部で県環境生活部の川口晃文化振興課長が、交通安全ポスターの部で小谷寛県警本部交通部長がそれぞれ金賞受賞の代表者に表彰状と盾を手渡した。

審査総評では書道の審査を担当した県書道連盟顧問の稲垣武嗣氏が「元気よく墨をたっぷり使って紙いっぱいに書けている」、ポスターの審査を担当した県美術教育研究会会長の宮村嘉奈氏は「良いポスターは共感を呼び行動に移してもらえる力を持っている。皆さんの作品は訴える力を持った素晴らしい作品」とそれぞれ講評した。