村田のプロ野球入り激励 皇學館大から西武へ、同郷岡林らもかけつけ

【皇學館大・村田選手のプロ入り激励会に駆けつけた中日・岡林選手(左)=松阪市中央町のフレックスホテルで】

皇學館大硬式野球部4年で、プロ野球・埼玉西武ライオンズのドラフト6位・村田怜音選手(22)の激励会が17日、出身地の三重県松阪市内であった。松阪市立久保中時代まで同じ学校に通った中日ドラゴンズの岡林勇希選手(21)ら約140人が応援にかけつける中、村田選手は「ホームラン王目指して頑張りたい」と決意を新たにした。

身長196センチ、体重110キロの恵まれた体格の右の強打者。大学の通算本塁打数は20本を超える。大学で指導した野球部の森本進監督は「この4年間プロに入るのでなくプロで活躍することを目標にやってきた。可能性は無限大。これからも高みを目指し思いきり練習を積んでもらいたい」と話した。

皇學館大初のNPB選手誕生を記念して同大野球部OB、OGによる皇球会が主催し、小学時代所属の揥水野球少年団(松阪市)、中学時代所属の久保中学校(同)、高校時代所属の相可高校(多気町)の関係者らも出席した。記念品のオーダーメイドマットレスなどの寄贈もあった。

会の終盤にはサプライズゲストで岡林選手も登場して場内を盛り上げた。「自分のやってきたことを信じて継続してやり続ければ結果につながる。一緒に試合ができる日を楽しみにしている」と話し、壇上で固い握手をかわした。