フルマラソン、松阪を駆ける 瀬古さん野口さんが激励 三重

【みえ松阪マラソンのスタートを切るランナー=松阪市川井町のクラギ文化ホール前で】

【松阪】三重県内唯一のフルマラソン大会「みえ松阪マラソン」(同実行委員会主催)は17日、松阪市で第2回大会を開いた。全国から来場したランナーが同市内のコース42・195キロを駆け抜けた。

定員は8千人。同市川井町のクラギ文化ホール前をスタートし、ゴールは同市山下町の市総合運動公園。松坂城跡を背景に走る姿を撮影できる場所などを取り入れ、最後は櫛田川沿いを駆ける。

スターター台に同実行委会長の竹上真人市長や名誉会長の一見勝之知事、ゲストの瀬古利彦さんと野口みずきさんが立ち、参加者を激励。竹上会長が号砲を鳴らし、殿町中学校吹奏楽部と松阪シンフォニックバンドが演奏する中、ランナーが出発した。

給水・給食地点では松阪牛など特産品でもてなし、阿波曾蛸路トンネルの約1キロはプロジェクトマッピングなどイルミネーションで走者を元気づけた。走り終えた参加者はフィニッシュ会場の出店ブースで食事や買い物を楽しんだ。